2010年12月21日

モネとジヴェルニーの画家たち@文化村に行ってきた

東急文化村で開催中の「モネとジヴェルニーの画家たち」に行ってきた。

僕が会場についたのは、お昼の12時ちょうど。
会場の混み具合は、平日昼間の山手線並といったところ。


モネとジヴェルニーの画家たち@文化村に行ってきた


各展示室の滞留観客数は10~20人程度で、
作品数に比べればどうって事ない数字で、
どの作品もゆっくりと鑑賞できた・・・という感じ。


今回の展覧会では、画家のプロフィールと作品の説明が、作品の隣に掲示されている訳なんだな。
一般的に、説明板が無いと観客の滞留時間は短く、
説明板が詳しいと観客の滞留時間は長くなる傾向があるのだけれど、
「モネとジヴェルニーの画家たち」では、そのような傾向はなかったんだな。

なぜだろう・・・?
理由は分からないけれど、
分からなくても僕の人生に支障はないから、
アレということにしておこう。

またTAKさんのブログによると、
音声ガイドの説明時間も滞留時間に関係するらしいのだけれど、
「モネとジヴェルニーの画家たち」では、ほとんどの人が音声ガイドを利用していなかったんだな。

第一展示室 24人中1人利用
第二展示室 15人中0人
第三展示室~第四展示室 37人中1人利用・1人借りているけれど使っていない

利用者数のあまりの少なさも、不思議だなぁ…。
理由は分からないけれど、
これまた分からなくても僕の人生に支障はないから、
アレということにしておこう。


そして肝心なアレだけれど、
まずは作品ナンバー49
「アジュー平地の積みわら、シヴェルニー」byモネ

うつろいゆく光の加減を切り取った描写はモネの真髄なんだけれど、
この作品は正面からだけではなく、
右からも左からも
もし可能なら(僕はできなかったけれど)上からも下からも鑑賞してみたら良いんだな。

絵の具がほんの少しだけれど、画面から盛り上がっている訳だ。
そしてその微妙な盛り上がりが、「陰」と「影」を画面に作るんだな。
光源の場所と、自分の視点の場所によって、作品の見え方が変わるんだな。
マジックだね、いろんな意味で。

嘘だと思ったら、
「ホルバインの大使たち」を観る要領でおもいっきり左側から(右側でも良いけれど)観てみればいい。
積み藁が飛び出して見えるから。
本当に。

それにしてもアレだね。

「アジュー平地の積みわら、シヴェルニー」byモネを観ていて思うことは、
何気ない日常にハッピーは宿るんだね。


※「モネとジヴェルニーの画家たち」のチケットは、
TAKさんからいただきました。ありがとうございました。


東急文化村で開催中の「モネとシヴェルニーの画家」展Part2
http://quipara.ti-da.net/e3285360.html

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 23:52│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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