猫充主義者の美術館巡礼

ご存じの方は御存知の通り、そうでない方は軽くスルーしていただければ幸いなんだけれど、僕は7日(土)の夜に日本科学未来館で開催中の「THE世界一展～極める日本！モノづくり～」展を観てきたんだな。

なぜ「夜」なのかといえば・・・ブロガーナイト(ブロガー向けの内覧会)だからなんだな。
午後5時の閉館後に内覧会は行われたんだな。
ということで職員通用口から館内に入ったんだけれど・・・職員通用口から館に入るなんて、初めての経験だったよ。
特に変わったことはナニもなかったけれどね(*_*;


「THE世界一展～極める日本！モノづくり～」展は、第一から第六までの6会場に分かれるんだな。
そして日本だけのオンリーワンや、ナンバーワンが全部で200点ほど展示されているんだな。
内覧会は2時間ほどだったんだけれど、とてもじゃないけれど200点を見るには短すぎたんだな。
(僕はもう一度、観に行く予定)

という訳で第一～第六会場をサラッとアバウトに紹介してみる次第。

ちなみに、会場のキャッチコピーはパンフレットからの転載なんだな。

第一会場「源」
世界一のモノづくりは、どんな歴史と文化の中で生まれるんだろう

まずは「お伊勢さん(伊勢神宮)」の式年遷宮についての説明なんだな。
改めてアレしてみれば・・・1300年の長きにわたり、約20年に一度、お宮などを新しく作り替える営みを続けてきたということは、おどろくべきことなんだな。
会場にはカンナが展示されているんだが・・・これが「ものすごく大きい」んだな。
僕達が普段見ているようなサイズのカンナじゃないんだな。
A4サイズの紙を２~３枚、縦に並べたような大きさなんだな。

それから鉄づくり関係で太刀、モノを大切にしてきた観点から裂織(サキオリ)、木工で作った自転車などが展示されているんだな。

それからPart2、黒織部茶碗の展示で、僕で初めて知ったんだけれど・・・左右非対称の食器は日本では珍しくないんだけれど、他国ではほとんど存在しないんだな。
言われてみれば・・・外国で左右非対称の食器は見たことがないんだな。


第二会場「日本を変えた、世界を変えたイノベーション」
これまでの日本が作ってきた、とびきりの宝物を振り返ろう

ここにはホンダのスーパーカブ・ソニーのウォークマン・日清のカップヌードルなどが展示されているんだな。
今までに無かったものを創りだした歴史が展示されているんだな。


第三会場「発見！世界一ライフ」
毎日お世話になっている品々の中にも、宝物が潜んでいる！」

ここには回転寿司があるんだな！



僕的には、これが一番楽しい展示なんだな。
展示されているのは寿司じゃなくて、食品サンプルなどの日本のオンリーワンナンバーワン商品なんだな。

そして回転寿司のベルトコンベアー(←ベルトじゃないんだけれど)も凄いんだな。
ベルトコンベアーはマグネット製なんだな(←本体そのものは動かない・・・ということはコンベアーでもないのかな？)
台座の下には車輪があって、磁石のアレでマグネット製ベルトの上を台車が走るんだな。


※内覧会なので、スタッフさんが台車をバラしてくれたんだな。通常の展示では、こんな風には展示されていないんだな。


それから自販機があるんだな。
日本の自販機は、温かい飲み物と冷たい飲み物が、同じ機械に同居しているんだな。
これは内部が完全に分離されていて、温冷それぞれの空気が全く混じらないからできるスゴワザなんだな。
ちなみに自販機の横はガラス張りになっていて、中のジュースがゴトンゴトンと落ちていくさまが見れるんだな。


※内覧会なので、スタッフさんが自販機の扉を開けてくれたんだな。通常の展示では、こんな風には展示されていないんだな。


それからPART２、味覚を検査する装置(=味覚センサー)があるんだな。
「プリン+醤油＝ウニ」とか、「牛乳＋麦茶＋砂糖＝コーヒー牛乳」とか・・・が味覚センサーで正しいことが証明されたんだな。

それからPart３、「吉田選手のレスリングウェア」「室伏選手のシューズ」などが展示されているんだな。
このあたりは・・・凄すぎて、僕にはナニが凄いのか？ちょっと理解の範囲を超えているんだな(*_*;

それからPart４、お菓子の見本帳があるんだな。
見本帳はイイね・・・色んな意味で良いよ。
日本の伝統菓子のエッセンスが詰まっているからね。



そしてお菓子の見本帳の真上には、ミニサイズの屏風が置いてあるんだな。
(写真には写っていないけれどね)

それからPart５、鮫小紋の着物が展示してあるんだな。
一見すると何の変哲もない着物なんだけれど・・・模様を見てみると「鮫肌」なんだな。
そして鮫小紋の着物の横には、サメ肌の見本帳(=鮫肌のデザイン帳)があるんだな。
しかも鮫肌のデザイン数は５００種類もあるそうなんだな。
凄いね・・・色んな意味で。

それからPart６、立体スキャナーが展示されているんだな。
立体的に見える畳の目・立体的に見える丼に入ったうどん・壁に掛けられたように見える「壁にはられた時計」・版画に見える絵など、質感の再現性が非常に高い印刷物が展示されているんだな。
これは一種の「だまし絵」の世界なんだな・・・たぶん。


第四会場に続く
ちなみに第四～第六は、こんな感じなんだな。
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第四会場「潜入！世界一ファクトリー」
「こんなところに？」と驚くような場所にも、すごいワザが！

第5会場「未来へつなげ、ビッグプロジェクト」
これまで見てきた技・知恵・人がここに集結！これぞ日本の宝物

第六会場「みんなで作る世界一」
モノづくりが生み出す豊かな未来を願って、拍手拍手！


「THE世界一展～極める日本！モノづくり～」展＠日本科学未来館で鮫肌の小紋着物と見本帳が展示されていた
http://quipara.ti-da.net/e5673032.html

日本科学未来館で開催中の「THE世界一展～極める日本！モノづくり～」展の内覧会に行ってきた(続き)
http://quipara.ti-da.net/e5673180.html


「THE世界一展～極める日本！モノづくり～」展
２０１３年１２月７日～２０１４年５月６日
日本科学未来館1階企画展示ゾーンｂ
※写真は主催者の許可を得て撮っています
同展の公式サイト