練馬美術館で開催中の「没後20年 麻田浩展 静謐なる楽園の廃墟」に行ってきた。徒歩圏内に美術館があるって、ホントに良いなぁ。
僕は麻田浩という画家を全く知らなかったのだけれど、平日にもかかわらず、それなりに混んでいたから、有名な人なんだろう(たぶん)。
画風は変遷が激しくて、同一人物とは思えないほど。
そして謎解きが多い。宇宙空間と机上と遠景が並列しているとか、目隠しされた女神だとか、飛翔する女性の下半身とか、黒く塗りつぶされた月と沼だとか、円形の多用だとか、空から落ちてくる土の塊だとか・・・。
しかもフランドル絵画からシュールレアリスムまで、キリスト教からメメントモリまで、いろんな影響を受けているから、本当に難解(;´・ω・)
謎解きはほとんどできなかったけれど、それはそれで楽しいアレだった。