国立西洋美術館で開催中の「ルーベンス展 -バロックの誕生」を観てきた。
バロックは好きだなぁ。
何が良いって、ゴテゴテ満載なのが良いよね!
女性はアクセサリーをゴテゴテと身に着けているし、
男性も装飾品をゴテゴテと身に着けていることが多い。
そして動作は、大げさ。
動物(例えば馬)も、タテガミの毛の1本1本が細かく描かれていたり、
建築物(特に柱)の装飾は、これでもかぁ!これでもかぁ!!!・・・と言わんばかりの勢いで、盛ってある。
フェルメールが引き算なら、
ルーベンスは足し算だ。
それも「ゴテゴテに盛った大盛。
それからローマ神話やギリシャ神話、聖書に由来する主題が多いのも、僕的には好ましい限り。
人間臭い神様たちがいっぱいいて、見ていて飽きない。
ルーベンス展の直前に、ムンク展を見たんだけれど・・・
ムンクは重かった。
生と死と性がムンクのメインテーマだから、重い。
とにかく重い。
しかもムンクの場合は、
静物画に描かれる暗示的なメメントモリじゃなくて、
直球ストレートどまんなかなメメントモリだから、ひたすら重いんだ。
ムンクの後にルーベンスを見ると、落ち着くねぇ。
「石柱の装飾から噴き出している水流」などの、ある意味「どうでも良いこと」を丁寧に描いているから、落ち着くんだよね。
しかも工房で大量生産しているから、どこかで見たシーンの繰り返し(水戸黄門的安心感)になるんだよね。
なにはともあれ、善は急げ・電話も急げ・ルーベンス展はもっと急げ!