東京都美術館で開催中のブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきた。
平日にもかかわらず、ロッカー難民になりかけた。
ロッカーの空きが全く無いんだ!
分かっていたら、駅のロッカーに荷物を入れてきたんだけれどねぇ・・・。
※駅ロッカーは有料、美術館ロッカーは無料。だけど使えないんじゃ、無料でも意味が無い。
No7作者不詳「十字架を担うキリスト、磔刑、十字架降下、埋葬のある三連祭壇図」
画面上部にケルビムがいる。
ケルビムは天使なんだけれど、全然カワイクない。
むしろ気持ち悪い。
天使なんだけれどねぇ・・・。
首だけじゃねぇ・・・。
No11ベルナルト・ファン・オルレイ作「磔刑のキリストと聖母、聖ヨハネ」
神と鳩(精霊)とキリストの三位一体が描かれている。
それはさておき、気になるのは聖母と聖ヨハネの足元にあるガイコツみたいな物体。
肉が付いたままの頭蓋骨なのだろうか?歯と鼻が見える。気管のような穴も見える。
どうでも良いけれど気になる。
No12ヤン・プロフォースト作「アレクサンドリアの聖カタリナの論争」
聖カタリナの論争を描いた作品なんだが、下部に描かれている犬と、犬を連れたオッサン(小人)が気になる。
とくにオッサンの股間が妙にリアルなのが気になる。
ちなみに犬は中型犬・雑種・リードあり。
No10マナの拾集の画家「ユダヤ人の供犠」
机の上の羊が供物なんだろうか?
そんなことより、犬が気になる。
犬は小型犬。リード無し。放し飼いということか?
小型犬だけに、見上げるのが辛そうだ。
No15ヘラルト・ダーフィット作「風景の中の聖母子」
マリアが毛玉のようなものを持っているんだが・・・。
これは何だろう?
マリアのアトリビュート(持物)に毛玉は無いからなぁ。
どうでも良いけれど気になる。
No17AMのモノグラムの画家「ピラトの前のキリスト」
貧相なキリストの後ろを、元気いっぱいフッサフサの犬が歩いている。
可愛いなぁ。
貧相なキリストは横に置いといて、「僕も仲間だ!」みたいな感じで行列に加わるワンコは可愛いなぁ。
No18ヤン・プロフォースト周辺の画家「受胎告知」
隣で観ていたオバサンが、「マリアのお腹が大きいなぁ」とのたまわっていた。
そりゃそうでしょ。
妊娠しているんだから。
(キリスト教的には、妊娠じゃないけれどね)
それはさておき、精霊の鳩が光線を描いて飛んでいるよ。
飛ぶ速さが光速なんだね(多分)。
天使の背中に生えているのは、天使の羽かな?
チョウチョの羽みたいに、派手なんだけれど・・・。
どうでも良いけれど気になる。
No34ヘリ・メット・デ・ブレス「聖クリストフォロスのいる風景」
クジラ並みに巨大な魚の解体を、画面中盤で行っているんだが・・・。
魚に梯子をかけているんだな。滑らないと良いな。
画面手前では浅瀬(?)を歩く親子がいて、その後ろには難破しそうな船が描かれている。
安全が一番だね(たぶん)。
ちなみに単眼鏡or双眼鏡が無いと、梯子は見えないです。
No35マールテン・ファン・ヘームスケルク「オリュンポスの神々」
神様たちがいっぱいいる。
色んなことをしているんだが・・・神様たちには共通点がある。
それは「目がイッチャッテいる」こと。
単眼鏡or双眼鏡で見ると、良く分かります。
No41ヒエロムニス・ボス「放浪者(行商人)」
猫の毛皮が描かれている!
何に使うんだろう?
ちなみに柄は「トラ猫」。
我が家のペタと同じだ。
ヨーロッパに生まれなくて良かったね>ペタさん。
No42ヒエロムニス・ボス「聖クリストフォロス」
暗喩がいっぱい!
解説が無かったら、理解できない。
熊を木に吊るすおじさん → 危機が過ぎた
川向うで、裸で踊るおじさん → 迫りくる危機
川向うの火事 → 迫りくる危機
川向うの城で、顔をのぞかせる怪獣 → 迫りくる危機
水差しの家 → ?
折れそうな細枝に登るおじさん→ ?
No81ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」
一昨年、ボイスマン美術館に行き、バベルの塔はガラガラ状態で観た。
だから今回は、軽く流してきた。
ちなみにバベルの塔が展示されている部屋は、楽に数百人が行列できるようになっている。
美術館は、それだけ混むことを予想しているんだね。