2010年08月20日

「日本人の知らない日本語」を読んでみた/本当に知らない…

むかしむか~し、
僕がまだ20代だった頃、
中野区に住んでいた頃の話。

中野区役所には国際交流を担当する部署があって、
(中野区役所以外の区役所にも、どこの市役所にもあると思うが)
そこはとっても楽しそうな部署だったんだな。

仕事関係&ボランティア活動関係で、僕は中野区役所に出入りすることが多かったのだけれど、いつも思っていたんだな。
「○○部より、国際交流課の方が楽しそうだなぁ…どうせなら、あっちに行きたいなぁ」と。
(正式な部署名は「国際交流課」ではなかったけれど、正式名が思い出せないので…とりあえず「国際交流課」としておく)

国際交流課では、中野区在住の外国籍の皆さんとのピクニック・料理会・ボーリングetcといった誰もが予想するような交流会のほかに、日本語教室も開催していたんだな。

ちなみに中野区の場合、
日本語教室で日本語を教える先生は、自前で養成していたんだな。

この「日本語教師育成コース」が一番アレだったんだな、僕的には。
意味もなく、楽しそうに見えたんだな。

今となっては、日本語教師育成コースの何が楽しそうに思えたのか?
記憶はアンドロメダ星雲の彼方に行ったきり戻ってこないのだけれど。


だからそれがどうした?・・・と突っ込まれると困ってしまう今日この頃、
「日本人の知らない日本語」を読んでみた。
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「日本人の知らない日本語」を読んでみた/本当に知らない…


「ときどき」と「たまに」は、どちらが頻度が高いか?
「失礼極まる」と「失礼極まりない」は、どちらが更に失礼か?・・・といったことが書いてあるのだけれど、
あまり詳しく内容を書くとネタばれになるので、それは横に置いといて・・・。


「日本人の知らない日本語」を読んで、ドロメダ星雲の彼方の記憶が少しだけ甦ってきた。
日本語教師育成コースの何が楽しそうに思えたのか?・・・という記憶が。

たぶんアレだ。
外国籍の皆さんと会話していて、カルチャーのギャップに驚くことは当たり前だけれど、
日本語が達者な日本人であるはずの僕が、改めて日本語を学習することで、自分の知っている日本語と外国籍の皆さんに教える日本語のギャップに気づき、面白かったのだと思う(←僕が日本語について無知だったということ)。

そして・・・これまたどうでも良い話だけれど・・・、
「日本人の知らない日本語」を読んでみて、50歳近くなった今でも日本語の微妙なニュアンスの違いに無知であると思い知らされた今日この頃でもある。



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Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 02:18│Comments(0)語学
 
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