2012年03月03日

中村正義展@練馬区立美術館を観てきた…お勧め!

「猫は正義(マサヨシじゃないよ)、ソフトバンクの社長さんも正義」なんだな。
しかし今日からは、
「猫は正義(マサヨシじゃないよ)、日本画壇の異端者も正義」に変更しようと思うんだな。

中村正義展@練馬区立美術館を観てきた…お勧め!

練馬区立美術館で開催中の「日本画壇の異端児 中村正義展ー新たなる全貌展」に行って来たんだな。

僕は中村正義という画家を知らなかったのだけれど、
中村正義を知らないことは、人生の楽しみの一つを知らないことに等しいね・・・本当に。

ちなみに中村正義展は、2/19~4/1なんだけれど、3/11までに行かれることをお勧めするんだな。
3月11日までが前期、13日以降が後期となり、一部展示品が入れ替わるんだな。

「女(赤い舞妓)」「舞妓(白い舞妓)」「「舞子(黒い舞子)」の舞妓3部作の内、
「舞子(黒い舞子)」の展示が3月11日までなんだな。
ということで、善は急げ!電話も急げ!中村正義展、もっと急げ!・・・なんだな。

舞妓3部作なんだけれど、とっても衝撃的な作品なんだな。
(中村正義の作品は、どれも衝撃的だけれど・・・)

舞妓3部作は、綺麗な舞妓さんを描いているのではなくて、
怨霊か悪霊に取り憑かれたとしか言いようのない舞妓さんが描かれているんだな。

真っ赤な目からはスペシウム光線でも発射されそうな勢いなんだな。

舞妓3部作の前に立つと、「豪血寺一族・レッツゴー陰陽師」を歌いたくなるんだな。
あまりのおぞましさに、
「悪霊退散!悪霊退散! 怨霊、ものの怪、困った時は ドーマン!セーマン!ドーマン!セーマン! すぐに呼びましょ陰陽師 レッツゴー!」と歌いたくなるんだな・・・w


※展示出品リストによると、前期展示にも後期展示にも展示されない作品が5点もあるのだけれど・・・
どういう意味なんだろう?不思議だ・・・


それから「源平海戦絵巻 第一図~第五図」も必見なんだな。
縦横(どれくらいだったかな・・・各2メートルくらいだったかな?忘れた・・・)の巨大画面に、
何十人もの兵士が、細かく描かれているんだな。
一人ひとりの戦闘状況や、血しぶきなどが、細かく描写されているんだな。


それからPart2、最後の展示室も必見なんだな。
入って正面の壁に、51点もの顔が展示してあるんだな。
(数え間違いだったら済みません)
そして入って右側の壁には、14点の顔が展示してあるんだな。
本当に「カオ」「カオ」「カオ」「カオ」「カオ」「カオ」・・・という感じなんだな。


その他にも「ガラス絵」「似顔絵」「中国風山水画」「水俣病を告発する絵」「ポップ調な絵」「曾我蕭白チックな絵」など、
とても同一人物が描いたとは思えない作品が、230(だったかな?)も展示されているんだな。


という訳で、善は急げ!電話も急げ!中村正義展もっと急げ!

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 01:09│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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