2012年06月08日

シャガール展@日本橋高島屋は版画と油彩等が半々

シャガール展@日本橋高島屋は版画と油彩等が半々

日本橋高島屋で開催中のシャガール展に行って来たよ。
(チケットは武相荘さんからのプレゼントなんだな! 武相荘さん、ありがとう!)

シャガールの作品を観ていて、ふと思ったんだな。

「久々だな、シャガールを観るのは。
これだけの数の作品をまとめて観るのは、バブル以降は無いんじゃないかな。
バブルが弾ける前は、カシニョール、デュフィ、ビュフェ、ヒロ・ヤマガタ、ラッセン、ホアン・ミロなどの版画画家の展覧会が、これでもかぁ…これでもかぁ!という勢いでアチコチで開催されていたけれど、バブルが弾けてからは、版画画家の展覧会そのものが弾けたからなぁ…」

僕の勘違いかもしれないけれど、そんな気がする今日この頃なんだな。

ということでシャガール展なんだけれど、平日昼間にもかかわらず、それなりに混んでいたんだな。
牛歩の一歩手前程度に混んでいたんだな。

作品は版画と油彩等が半々だったんだな…たぶん。
数えた訳じゃないから(作品目録も無かったから)、あくまで僕の直感では半々ということなんだけれど、当たらずとも遠からずだと思う。

それから作品脇に掲げられた解説が、色んな意味でアレ!だったんだな。
全作品の1/2~1/3程度に、作品解説が付いていたんじゃないだろうか。
しかも作品解説が「長文にして詳細」なんだな。
図録は要らないだろう…というくらいに、丁寧な解説なんだな。
(作品解説が丁寧だからなのか、図録そのものはかなりアレだったんだな)
作品を鑑賞する時間より、作品解説文を読む時間のほうが間違いなく長かったんだな、僕の場合は。
それくらい長文にして詳細だったんだな。

作品脇の解説が丁寧なのは良し悪しなんだな。
予備知識がない観客にしてみれば極上サービスなんだけれど、
観客の滞留時間が伸びて、渋滞が発生してしまうんだな。

ちなみに僕に関して言えば、
以前はイディッシュ語の慣用句や比喩を覚えていたんだけれど、
今は綺麗サッパリ忘れているんだな。
ということで、作品解説を読まないと「なぜ花嫁は空を飛んでいるんだろう?意味が分からないなぁ!」状態なんだな(-_-;)

※シャガールの特徴は母国語イディッシュ語の慣用句や比喩を、そのまま絵にしていることなんだな。
例えば、勘違いを突き抜ければアレになることを「豚もおだてりゃ木に登る」というけれど、
「木に登る豚」をそのまま描いたのがシャガールなんだな。


ということでアレだ。
久々にシャガールを観たから、今日はとっても満足なんだな!

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 21:34│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。