2012年10月15日

辻村寿三郎の人形展・平家物語は今日で終わりなんだな

新宿高島屋に行ってきた。
今日で終わる「辻村寿三郎 人形展 平家物語縁起 ~清盛、その絆と夢~」を観てきた。

辻村寿三郎さんの人形といえば、NHKの人形劇「南総里見新八犬伝」が好きだったなぁ。
ネットでチェックしてみたら、新八犬伝は2年間も放送していたんだな。
でも辻村さんの人形の実物を観たのは、ほとんど無いんだな。
(と言うより、一度も無いような気がするんだな)

ということで、とっても楽しみに観てきた!

辻村寿三郎の人形展・平家物語は今日で終わりなんだな

会場に入って、最初にアレしたこと!
人形がガラスケースに入っていないこと!
しかもどの人形も、至近距離で観れること!
そして・・・登場人物が多すぎて、誰が誰だか?よくわからんこと。
100人以上(100体以上)は居たんじゃないかな。

すべての人形に、名前と略歴のキャプションが付けられてあるんだけれど・・・。
しかも壁には家系図や人物相関図などの説明まであるんだけれど・・・。
それでも、誰が誰とどういう関係なのか・・・よく分からんのだな。

従兄弟で結婚とか、親子兄弟で喧嘩とか、誰々は誰々の養子になったとか・・・家系図や人物相関図そのものが、すでにややこしいんだな。

ということで「ナニがドウなってどうした」は無視することにして、人形鑑賞に集中してみた。

ニコンの遊(倍率3倍の双眼鏡)を持っていたので、遊で観てみた。
至近距離(30~50センチ)で観ているのだから、遊の必要は無いような気がしない訳でもないけれど、遊を使ってみた。

結果は…ぜんぜん違うんだな。
目玉などの細部が、よ~くよく分かるんだな。
おくれ毛の曲がり方から、髪の毛一本一本の微細に至るまで、拡大されて見えるんだな。
そして視線の高さを人形目線に合わせると(=こちらがしゃがんで、人形の目線と自分の目線の高さを同じにすると)、これまた違う世界が見えてくるんだな。
至近距離で観るだけでも、人形のおどろおどろしさは充分に伝わってくるんだけれど、遊を通して観るとおどろおどろしさの原因である人形の色や量感がヒシヒシと伝わってくるんだな。

出口近くでは、ビデオ(14分)が上映されているんだな。
ビデオの中で、辻村寿三郎さんが人形製作の思いや、アレコレをアレしているんだけれど、辻村さんの人となりが伝わってくるんだな。

「辻村寿三郎 人形展 平家物語縁起 ~清盛、その絆と夢~」はお勧めだね・・・と言っても今日で終わるんだけれど(-_-;)

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 00:17│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。