2017年03月18日
江戸東京博物館で開催中の「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」内覧会に参加してきました
博物館に行くたびに、いつも思うことがあります。
いろんな角度からアプローチすると、切り口が増える分だけ興味を持つ人が増える。
しかし切込みは浅くなってしまう。
だからと言って、切り口を限定すると、切込みは深くなるけれど、興味を持つ人が減ってしまう。
40代~50代の方をサポートする結婚相談所・練馬結婚支援センターの草野です。
江戸東京博物館で開催中の「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」内覧会に参加してきました。
同展は、似ている部分も多いけれど、違っているところも多い江戸と北京にスポットを当てています。
切り口は、大きく3点あります。
その1、都市計画(江戸城vs紫禁城など)
その2、市民生活(子供の遊び・看板など)
その3、芸術文化
各コーナーごとに多数の展示がありますが、この中で一番の目玉展示は、江戸と北京の街並みをそれぞれ描いた絵巻でしょう。
まずは【熈代勝覧】
「きだいしょうらん」と読みます。
1805年頃の日本橋通りの商店と、1671人もの人間を、通りの東側から俯瞰する構図で描いています。
長さは12mほどです。
説明版によれば、酔っ払いも描かれているようですが、僕は見つけることができませんでした。

それから【乾隆八旬万寿慶典図巻】です。
「けんりゅうはちじゅんばんじゅけいてんずかん」と読みます。
乾隆帝の80歳の祝賀の様子を描いた絵巻です。
街のあちこちにアーチや舞台が飾られ、にぎやかな様子が良く分かります。

そして【万寿盛典】
「ばんじゅせいてん」と読みます。
康熙帝の60歳の誕生祝賀会を描いた書物です。
そのうちの図版部分をつなぎ合わせると長さ50mの絵巻のようになります。
いずれも描写が細かいので、単眼鏡・双眼鏡を持参されることをお勧めします。
商店の風景に関連して、実際の看板が展示されています。

靴の形は、そのまま靴屋さん。
「真清回回」は、イスラム教徒向けの軽食。
小銭は、両替商。
猿の人形は、帽子屋さん。※なぜ「猿=帽子」なのでしょか?
また街並みに合わせて、庶民が住んでいた家の模型が展示されています。

・・・と、関連がある展示と言えば、関連がある展示なのですが(-_-;)
「コオロギの飼育容器」「科挙の答案」「科挙のカンニングペーパー」「雛人形」「凧」「煙草入れ」「瓜皮帽」「漢方薬の道具」「京劇の衣装」などなどが並んで展示されている様は、まとまりに欠けるように思います。
切込みの数と、切込みの深さのバランスは、営業収支にも関係しますので、非常にナーバスな問題でもあります。
そういう意味で、非常に悩ましい問題であります。
江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-展
会期 2017年2月18日(土)~2017年4月9日(日)
会場 江戸東京博物館 1階特別展示室
展示リスト https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/assets/img/2017/02/list201702.pdf
いろんな角度からアプローチすると、切り口が増える分だけ興味を持つ人が増える。
しかし切込みは浅くなってしまう。
だからと言って、切り口を限定すると、切込みは深くなるけれど、興味を持つ人が減ってしまう。
40代~50代の方をサポートする結婚相談所・練馬結婚支援センターの草野です。
江戸東京博物館で開催中の「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」内覧会に参加してきました。
同展は、似ている部分も多いけれど、違っているところも多い江戸と北京にスポットを当てています。
切り口は、大きく3点あります。
その1、都市計画(江戸城vs紫禁城など)
その2、市民生活(子供の遊び・看板など)
その3、芸術文化
各コーナーごとに多数の展示がありますが、この中で一番の目玉展示は、江戸と北京の街並みをそれぞれ描いた絵巻でしょう。
まずは【熈代勝覧】
「きだいしょうらん」と読みます。
1805年頃の日本橋通りの商店と、1671人もの人間を、通りの東側から俯瞰する構図で描いています。
長さは12mほどです。
説明版によれば、酔っ払いも描かれているようですが、僕は見つけることができませんでした。

それから【乾隆八旬万寿慶典図巻】です。
「けんりゅうはちじゅんばんじゅけいてんずかん」と読みます。
乾隆帝の80歳の祝賀の様子を描いた絵巻です。
街のあちこちにアーチや舞台が飾られ、にぎやかな様子が良く分かります。

そして【万寿盛典】
「ばんじゅせいてん」と読みます。
康熙帝の60歳の誕生祝賀会を描いた書物です。
そのうちの図版部分をつなぎ合わせると長さ50mの絵巻のようになります。
いずれも描写が細かいので、単眼鏡・双眼鏡を持参されることをお勧めします。
商店の風景に関連して、実際の看板が展示されています。

靴の形は、そのまま靴屋さん。
「真清回回」は、イスラム教徒向けの軽食。
小銭は、両替商。
猿の人形は、帽子屋さん。※なぜ「猿=帽子」なのでしょか?
また街並みに合わせて、庶民が住んでいた家の模型が展示されています。

・・・と、関連がある展示と言えば、関連がある展示なのですが(-_-;)
「コオロギの飼育容器」「科挙の答案」「科挙のカンニングペーパー」「雛人形」「凧」「煙草入れ」「瓜皮帽」「漢方薬の道具」「京劇の衣装」などなどが並んで展示されている様は、まとまりに欠けるように思います。
切込みの数と、切込みの深さのバランスは、営業収支にも関係しますので、非常にナーバスな問題でもあります。
そういう意味で、非常に悩ましい問題であります。
江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-展
会期 2017年2月18日(土)~2017年4月9日(日)
会場 江戸東京博物館 1階特別展示室
展示リスト https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/assets/img/2017/02/list201702.pdf
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 06:55│Comments(0)
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