2009年07月19日

宮古島の神歌と古謡に行ってきたPart1

草月ホールで行われた「宮古島の神歌と古謡」に行ってきた。

宮古島の神歌と古謡に行ってきたPart1


会場の草月ホールには、僕は初めて入ったのだけれど…
この会場は、すばらしいなぁ!

まず、客席とステージが近い。
ものすごくコンパクトにまとまっている。
それでいて500席もあるらしい。

そして音響が、これまた凄い。
音が本当に良く響く。
マイク無しで、歌も三線も大丈夫じゃないか?と思えるくらいに良く響く。


そしてまた素晴らしいと言えば、
ステージ装置がこれまた本当に凄い!

高さ2~3メートルのサトウキビが、生け花のように生けられている。
さすが、草月会館。
聞くところによると、宮古島から取り寄せたらしい。


さてコンサートの内容だけれど
(コンサートと言うには非常に違和感があるイベントなのだけれど、コンサート以外の言葉を思いつかないので…)
「民謡酒場でない民謡の紹介」がコンセプトだったと思う。


そして構成は
「西原キャンディーズ」
「譜久島雄太トリオ」
「多良間の浜川さん・垣花さん」
「伊良部島のハーニーズ佐良浜」
「盛島宏トリオ」
の5部構成。


西原キャンディーズのお三方の平均年齢は90歳。
90歳とは思えない肺活量で、朗々と神歌を歌われた。
ヨーンテル(世の中が幸せで満ちますように…の意)の時は、涙が出そうになった。

ちなみに僕の隣に座っていた推定年齢25歳のアンちゃんは、
泣いていた…マジで。

あれは、宮古島の神さまが降臨されていたのだと思う。
(アノ場の雰囲気を「神さま降臨」という言葉で説明するには違和感があるのだけれど、神さま以外の言葉を思いつかないので…)


神歌とはまったく関係なく、
いたって個人的なことなのだけれど、
西原キャンディーズの高良さん(93歳)が、
僕がいつもお世話になっている高良タクシーのオーナーだと言うことを、
仲本師匠から聞いた。


続いて譜久島雄太トリオの登場。
ちなみにトリオのメンバー構成は
10歳の雄太君と、彼のご両親。

トリオは意表をつく衣装での登場だった。

これは、
「西原キャンディーズ=祭祀の場」というイメージに対し、
「譜久島雄太トリオ=日常に息づく歌」というイメージ…との演出だったようだ。

また平均年齢90歳の西原キャンディーズのあとに、
若さを強調した譜久島雄太トリオを持ってくることで、
宮古島では生活の中に歌が生き続けていることを強調する演出でもあったようだ。


かなり個人的な感想だけれど
雄太君!可愛いぞ!
これからもがんばれ!!
応援しているぞ。



宮古島の神歌と古謡に行ってきたPart2
http://quipara.ti-da.net/e2730636.html
宮古島の神歌と古謡に行ってきたPart3
http://quipara.ti-da.net/e2732000.html
宮古島の神歌と古謡に行ってきたPart4
http://quipara.ti-da.net/e2733259.html

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Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 01:40│Comments(2)イベント
この記事へのコメント
唄の力って凄いですね。

素敵なお話しありがとうございます☆
Posted by ^y^なかんだかり at 2009年07月19日 10:37
始めまして。
株式会社ボザール、技術担当の栗田真二です。
(http://www.bauxar.com/Review_Interview/i_kurita_shinji1.html)

草月ホールで行われた「宮古島の神歌と古謡」の音響をお手伝いさせていただきました。

今回、音響演出は保田麻琴さんによるものでした。
(http://www.bauxar.com/Review_Interview/kubota_makoto.html)
久保田氏の新しい試みとしてタイムドメインスピーカ「Yoshii9」を6本使用しホール全体が一体感のある音響空間を創造しました。
(http://www.timedomain.co.jp/product/yoshii9.html)

本ブログのコメントで
”・・・音が本当に良く響く・・・”
との評価を頂き、久保田氏含め音響担当としては大変光栄な事です。

本内容につきましてもう少し詳細なお話を伺いたくご面会をお願いいたします。
8月19日(水)10:00過ぎに池袋の教室に伺いたいと思います。

ご多忙中とは思いますが、ご配慮頂ければ幸いです。
Posted by 栗田 真二 at 2009年08月12日 13:58
 
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