2010年02月25日

長谷川等伯展@東京国立博物館の初日の混み具合

人気のある展覧会では通常は、
会期の最初の頃は空いていて
会期中盤から混み始め
会期終盤には満員電車状態になることが多い。

しかし長谷川等伯展は、東京25日間・京都27日間の超短期間開催。
序盤から、終盤状態になることも予想される訳だ。


長谷川等伯展@東京国立博物館の初日の混み具合


ということで、
長谷川等伯展の初日のレポートを書いてみる。

僕の入館は、初日の9時50分ごろ。
9時30分開館なので、
9時50分ごろなら、開館を待つ行列は解消されていて、スムーズに入館できるだろう・・・と判断した次第。
予想通り、9時50分ごろには、待ち時間ゼロで入館できた。


スムーズに入館できたのは良いけれど、
入り口の右側に並んでいるロッカーは、あらかた埋まってる・・・。
ということは、
既に「人がいっぱい」ということじゃないだろうか・・・。


ちなみに会場の国立博物館平成館には、
入口右側に並ぶロッカーと、
正面階段下にあるロッカーと、
会場内(2F)のロッカーがある。


入口右側のロッカーは、「入館した瞬間に視界に入る」くらいに判りやすい場所にあるのに対し、
正面階段下のロッカーは、「こんなところにロッカーが有ったのか!」と叫びたくなるくらいに判りづらい場所にある。
なので、
入口右側のロッカーの大半が埋まっていたら、
階段下を利用されることをお勧めする次第。
ちなみに階段下へ行くには、
階段の右側または左側の廊下を奥に突き進み、左折(or右折)すればOK。


ということで、会場内の混み具合だけれど、
第一会場(No1~No4展示室)と第二会場(No5~No7展示室)では、かなり違う。

アバウトに分けると、
第一会場には掛け軸ほどの大きさのものが多く
第二会場には屏風ほどの大きさのものが多い。

そのため
第一会場では、観客の多数は作品に接近して鑑賞するため、
作品の前が団子状態だけれど、
展示室の真ん中は真空状態。

第二会場では、観客の多数は作品から離れて鑑賞するため、
展示室全体に観客が動き回っているので、
周りを見渡しながら移動しないと、
他人にぶつかってしまう。

イメージで言い換えると、
第一会場(特にNo1展示室)は、
平日8時ごろの西武池袋線各駅停車電車の中で、新聞を読む感じ。
(読めないことはないけれど、かなり窮屈)

第二会場は、
平日お昼ごろの山手線の車内で、車両の端から端まで歩く感じ。
(歩けないことはないけれど、人を避けて歩くから真っ直ぐには歩けない)


という訳で、
初日でアノ混み具合だから、
長谷川等伯展に行く予定の方は、
早めに行かれることをお勧めします。


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Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 08:21│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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