2011年05月26日

渋谷パルコで開催中の「岡本太郎 顔は宇宙だ」展を観て

渋谷のパルコで開催中の「岡本太郎生誕100周年企画展 顔は宇宙だ」展を観てきた。

渋谷パルコで開催中の「岡本太郎 顔は宇宙だ」展を観て

本当は、観てきたというよりアレなんだけれど。

アレ=渋谷駅からたばこと塩の博物館に行く途中にパルコの前を通ったら、
岡本太郎の文字が見えて、
フラフラと呼び寄せられてしまっただけのことなんだけれど。


それにしても今年は、岡本太郎の当たり年なんだな…色んな意味で。

子供の頃、仲間内の話題の定番として「手軽に簡単な方法で、有名になるには?」があったんだな。
要は、「悪いことをすれば新聞に掲載されて、全国的に有名になる」…ということなんだな。

子供でさえ、実行に移す事はないアイデアなんだけれど、
いい年こいたオッサン(複数)が、岡本太郎の「明日の神話」をネタに実行に移してしまったんだな。
本当に、岡本太郎もびっくりなんだな。


そんな岡本太郎もびっくりの今日この頃、
「岡本太郎生誕100周年企画展 顔は宇宙だ」展を観てきた訳なんだけれど…。


「顔は宇宙だ」と言いながら、ちょっとアレなんだな。
「午後の日」のように、穴をあけることで眼と口を表現する事を岡本太郎は好んだ訳なんだな。
この方法と土偶との関連など、指摘すべきことは多数あるとおもうのだけれど、
「顔が宇宙であること」に関して、パルコの説明はサラッとしているんだな。

それから展示されている作品数が、ちょっとアレなんだな。

僕の記憶では、
展示会場内に

渋谷パルコで開催中の「岡本太郎 顔は宇宙だ」展を観て

・入口近くに岡本太郎の像
・写真が十数枚
・小物が3点
・絵画は「明日の神話の下絵」と、絶筆となった「雷人」。他に1点あったような、なかったような…。
・オブジェが「坐ることを拒否する椅子」「午後の日」など10点弱
・太郎の言葉が数点

展示会場外に、ガチャポン3台と両替機1台

以上…なんだな。

入場料が300円だから、展示数が少ないのは当然のことなんだけれど、
やはりこの展示数は、ちょっとアレなんだな。


東京国立近代美術館で開催されていた「生誕100周年 岡本太郎展」のチケットをディスカウントショップで買うと、1200円くらいなんだな。
それでパルコの「岡本太郎生誕100周年企画展 顔は宇宙だ」展の展示作品数が、近美館の1/4位あるかといえば…ちょっと厳しいんだな。

国立の美術館と、デパートの美術室を同じ土俵で比較すること自体がアレなのは十分に分かっているけれど、
やはりコストパフォーマンスを考えてしまうんだな。
小市民だから…。

それでも、パルコにも良いところはあるんだな。
展示作品は川崎市岡本太郎美術館所蔵の作品が多いから、
東京国立近代美術館で開催されていた「生誕100周年 岡本太郎展」とは、展示作品はかぶらないんだな。
そういう意味では、「300円だから…まぁいいか!」と思わない訳でもないんだな。

※ガチャポンの中身は、近代美術館と同じ


なにはともあれ、
今日も練馬は平和なんだな!


岡本太郎展@東京国立近代美術館の初日の混み具合
http://quipara.ti-da.net/e3385331.html

岡本太郎展の作品をアバウトに紹介してみる次第
http://quipara.ti-da.net/e3387401.html

岡本太郎展のおみやげコーナーをアバウトに紹介してみる
http://quipara.ti-da.net/e3388391.html

シブヤで岡本太郎作の「明日の神話」を観てきた
http://quipara.ti-da.net/e2892557.html

岡本太郎展で河童@ガチャガチャをゲット(rewrite版)
http://quipara.ti-da.net/e3382149.html

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 23:35│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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