2018年02月14日

仁和寺・ブリューゲル

自分自身への覚書。

トーハクの「仁和寺と御室派のみほとけ」展と
トビのブリューゲル展に行ってきた。

仁和寺:
多数の仏さまがトーハクに出張されていて、それはそれでとてもよかったのだけれど・・・。
僕的には、方丈記そのものの展示が一番のお勧め。
仁和寺と言えば方丈記ということで、方丈記が展示されていた。
方丈記はホントに走り書き。これぞエッセイと言わんばかりの殴り書き(いろんな意味で)。
きれいとはとてもじゃないけれど言い難い筆跡に、親近感を感じてしまった次第。

ブリューゲル:
ブリューゲル一族に限った話ではないけれど、向こうは名前がややこしい。
親子で同じ名前ということが良くあるから、とても分かりにくい。

ブリューゲル一族にしても
ピーテル・ブリューゲル1世(父)
ピーテル・ブリューゲル2世(長男)
ヤン・ブリューゲル1世(次男)
ヤン・ブリューゲル2世(次男の子)
ヤン・ピーテル・ブリューゲル(次男の孫)
といった感じ。

一族の娘と結婚して、ブリューゲル一族に連なることになったダーフィット・テニールス2世にしても、
父親はダーフィット・テニールス1世
息子はダーフィット・テニールス3世
といった感じ。

という訳で作品の横には
父or子or孫orひ孫がチェックしてあって、とっても便利。
これがなかったら、ワケワカメになっているハズ。

ちなみに展示作品は、農村風景・静物画が多く、ヒエロニムス・ボス風の幻想的な作品はほとんどない。
幻想的な作品がないのは、ちょっと残念(-_-;)

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 21:59│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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