2017年04月23日

ブリューゲル「バベルの塔」展は、平日でも激混みだった!

ブリューゲル「バベルの塔」展は、平日でも激混みだった!

東京都美術館で開催中のブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきた。
平日にもかかわらず、ロッカー難民になりかけた。
ロッカーの空きが全く無いんだ!
分かっていたら、駅のロッカーに荷物を入れてきたんだけれどねぇ・・・。
※駅ロッカーは有料、美術館ロッカーは無料。だけど使えないんじゃ、無料でも意味が無い。


No7作者不詳「十字架を担うキリスト、磔刑、十字架降下、埋葬のある三連祭壇図」
画面上部にケルビムがいる。
ケルビムは天使なんだけれど、全然カワイクない。
むしろ気持ち悪い。
天使なんだけれどねぇ・・・。
首だけじゃねぇ・・・。

No11ベルナルト・ファン・オルレイ作「磔刑のキリストと聖母、聖ヨハネ」
神と鳩(精霊)とキリストの三位一体が描かれている。
それはさておき、気になるのは聖母と聖ヨハネの足元にあるガイコツみたいな物体。
肉が付いたままの頭蓋骨なのだろうか?歯と鼻が見える。気管のような穴も見える。
どうでも良いけれど気になる。

No12ヤン・プロフォースト作「アレクサンドリアの聖カタリナの論争」
聖カタリナの論争を描いた作品なんだが、下部に描かれている犬と、犬を連れたオッサン(小人)が気になる。
とくにオッサンの股間が妙にリアルなのが気になる。
ちなみに犬は中型犬・雑種・リードあり。

No10マナの拾集の画家「ユダヤ人の供犠」
机の上の羊が供物なんだろうか?
そんなことより、犬が気になる。
犬は小型犬。リード無し。放し飼いということか?
小型犬だけに、見上げるのが辛そうだ。

No15ヘラルト・ダーフィット作「風景の中の聖母子」
マリアが毛玉のようなものを持っているんだが・・・。
これは何だろう?
マリアのアトリビュート(持物)に毛玉は無いからなぁ。
どうでも良いけれど気になる。

No17AMのモノグラムの画家「ピラトの前のキリスト」
貧相なキリストの後ろを、元気いっぱいフッサフサの犬が歩いている。
可愛いなぁ。
貧相なキリストは横に置いといて、「僕も仲間だ!」みたいな感じで行列に加わるワンコは可愛いなぁ。

No18ヤン・プロフォースト周辺の画家「受胎告知」
隣で観ていたオバサンが、「マリアのお腹が大きいなぁ」とのたまわっていた。
そりゃそうでしょ。
妊娠しているんだから。
(キリスト教的には、妊娠じゃないけれどね)
それはさておき、精霊の鳩が光線を描いて飛んでいるよ。
飛ぶ速さが光速なんだね(多分)。
天使の背中に生えているのは、天使の羽かな?
チョウチョの羽みたいに、派手なんだけれど・・・。
どうでも良いけれど気になる。

No34ヘリ・メット・デ・ブレス「聖クリストフォロスのいる風景」
クジラ並みに巨大な魚の解体を、画面中盤で行っているんだが・・・。
魚に梯子をかけているんだな。滑らないと良いな。
画面手前では浅瀬(?)を歩く親子がいて、その後ろには難破しそうな船が描かれている。
安全が一番だね(たぶん)。
ちなみに単眼鏡or双眼鏡が無いと、梯子は見えないです。

No35マールテン・ファン・ヘームスケルク「オリュンポスの神々」
神様たちがいっぱいいる。
色んなことをしているんだが・・・神様たちには共通点がある。
それは「目がイッチャッテいる」こと。
単眼鏡or双眼鏡で見ると、良く分かります。

No41ヒエロムニス・ボス「放浪者(行商人)」
猫の毛皮が描かれている!
何に使うんだろう?
ちなみに柄は「トラ猫」。
我が家のペタと同じだ。
ヨーロッパに生まれなくて良かったね>ペタさん。

No42ヒエロムニス・ボス「聖クリストフォロス」
暗喩がいっぱい!
解説が無かったら、理解できない。

熊を木に吊るすおじさん   → 危機が過ぎた
川向うで、裸で踊るおじさん → 迫りくる危機
川向うの火事        → 迫りくる危機
川向うの城で、顔をのぞかせる怪獣 → 迫りくる危機
水差しの家         → ?
折れそうな細枝に登るおじさん→ ?

No81ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」
一昨年、ボイスマン美術館に行き、バベルの塔はガラガラ状態で観た。
だから今回は、軽く流してきた。
ちなみにバベルの塔が展示されている部屋は、楽に数百人が行列できるようになっている。
美術館は、それだけ混むことを予想しているんだね。

Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 12:35│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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