2012年03月27日
ボストン美術館日本美術の至宝@東博は動物園なんだな
東博で開催中の特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」なんだけれど、
日本にあったら国宝・重文まちがいなしレベルの作品が多数展示されているわけなんだけれど、
僕的には動物園なんだな。
上野動物園の向こうを張って、動物を描いた作品を多数展示している訳ではないと思うけれど、
僕的には動物園なんだな。
ということで、
東博で開催中の特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」@動物系作品をアバウトに紹介してみる次第。

No31枇杷に栗鼠図by(伝)楊月
リスの前脚4本が、いろんな意味で微妙にアレだと思われるのだけれど…。
そこは突っ込まないのが大人のお約束なんだな…たぶん。
それにしてもアレだ。
リスと言うよりは、デグーまたはチンチラ(どちらも齧歯類、アバウトに言うと「ネズミの仲間」)という感じなんだな。
N040松に麝香猫図屏風by(伝)狩野雅楽助
麝香猫が2匹居るんだけれど…。
右側の猫は、猫と言うより獲物を狙い飛びかかる瞬間の犬…という感じなんだな。
左側の猫は、鏡の前で化粧のノリをチェックしている人間みたいなんだな。
性格の悪さが顔に出ているような猫なんだな(-_-;)
ちなみに鳥が15羽描かれているんだけれど、鳥の種類は僕には不明なんだな。
No41松に鴛鴦図屏風by(伝)狩野雅楽助
全部で14羽の鳥が居るんだけれど…判るのは鴛鴦と青首(カモ)だけなんだな。
あとの種類は僕には不明なんだな(-_-;)
No44龍虎図屏風by長谷川等伯
キタ━(゚∀゚)━! という感じなんだな。
虎じゃなくて、寅なんだな。
虎というより、巨大化した猫なんだな。
ペタ100匹が合体したレベルなんだな。
※ペタは我が家の飼猫
ちなみに体の模様も、キジ猫のペタそっくりなんだな。
という訳で、虎と言うより、キジ寅なんだな!!
それにしても、円山応挙の虎と、長谷川等伯の虎は、どうしてこんなにも笑えるんだろう?
もちろんそれは、僕が動物園の虎を何度も見ていて、本物の虎と応挙や等伯の虎との違いを知っているからなんだけれど・・・。
(応挙や等伯は、間違いなく想像で虎を描いているんだな)
No46東◯・◯◯図屏風by雲谷等顔
馬(ロバ?)の耳が、ウサギ並みに長いんだな。
ということで、この動物は「ウマサギ」と命名!
No51王昭君図by土佐光起
パッと見は、どうってこと無いのだけれど…よ~く良く見ると微妙なんだな。
たてがみは、白黒ストライプなんだな。
おしりには、原子核マークみたいな模様がいくつもあるんだな。
No56鸚鵡図by伊藤若冲
若冲の作品の前で、「ジャクチュウ!」と叫ぶのが、一種の儀礼となっているんだな!
・・・というのは嘘なんだけれど、「ジャクチュウ!」と叫ぶ人・呟く人がものすごく多いんだな ←これは本当。
ちなみに尾形光琳の作品の前では「コーリン!」と、
長谷川等伯の作品の前では「トーハク!」と、
平櫛田中の前では「デンチュー!」と叫ぶ人・呟く人が絶えないんだな ←これも本当。
アレは不思議なんだな。
「ジャクチュウ」や「コーリン」はまだアレだけれど、
「デンチュー」なんてつぶやかれた日には、「どこに電柱があるんや!」と突っ込みたくなるんだな。
ましてや「トーハク」なんて叫ばれた日には、「ここは東京国立博物館(略称:トーハク)なんだから、トーハクなのは当たり前やないか!」・・・と突っ込みたくなるんだな。
No62雲龍図by曾我蕭白
第2会場のラストにあるんだな。
龍の鱗はビルマニシキ蛇の鱗に似ているんだな。。
鱗の真ん中に縦線が入っているところがそっくりなんだな ←本当。
龍の腹も蛇の腹に似ているんだな。蛇腹チックなんだな。
それにしてもアレだ!
龍は眉間に皺寄せているけれど、お悩み中なのかな?
No88唐織 胴箔地蝶撫子模様
蝶々が(見えている裏側だけで)22匹も居るんだな。
しかも1匹あたりの大きさは、15センチ~25センチと、とても大きいんだな。
そしてチョウチョのデザインが、現代のイラスト風なんだな。
(今のイラストが、明治時代の着物のデザインを踏襲しているんだな…正確に言えば)
その他にも、いろいろと動物がいるんだな。
だけれど僕は鳥は得意ではないので(鳥の種類はトンとわからない)、
ざっとまとめて書いておく次第。
No47◯鳥図屏風by曽我二直庵
鳥の種類:鷹
No49四季花鳥図屏風by狩野永納
鳥の種類:雁・オシドリ・他は不明(右隻に7羽・左隻に12羽)
No50海◯に尾長図by狩野探幽
鳥の種類:尾長
No53水禽・竹雀図by宗達派
鳥の種類:カモと雀
No63鷹図by曾我蕭白
鳥の種類:鷹
No68鷹図by曽我蕭白
鳥の種類:鷹
No90縫箔 白紅浅葱段燕花熨斗模様
鳥の種類:不明が8羽
なお真っ当な作品紹介は、「弐代目・青い日記帳」さんと、「はろるど・わーど」さんを参照されることをお勧めします。
ボストン美術館 日本美術の至宝展@東博のガチャポン
http://quipara.ti-da.net/e3962126.html
ボストン美術館展@東博の動物以外を紹介してみる
http://quipara.ti-da.net/e3964437.html
日本にあったら国宝・重文まちがいなしレベルの作品が多数展示されているわけなんだけれど、
僕的には動物園なんだな。
上野動物園の向こうを張って、動物を描いた作品を多数展示している訳ではないと思うけれど、
僕的には動物園なんだな。
ということで、
東博で開催中の特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」@動物系作品をアバウトに紹介してみる次第。

No31枇杷に栗鼠図by(伝)楊月
リスの前脚4本が、いろんな意味で微妙にアレだと思われるのだけれど…。
そこは突っ込まないのが大人のお約束なんだな…たぶん。
それにしてもアレだ。
リスと言うよりは、デグーまたはチンチラ(どちらも齧歯類、アバウトに言うと「ネズミの仲間」)という感じなんだな。
N040松に麝香猫図屏風by(伝)狩野雅楽助
麝香猫が2匹居るんだけれど…。
右側の猫は、猫と言うより獲物を狙い飛びかかる瞬間の犬…という感じなんだな。
左側の猫は、鏡の前で化粧のノリをチェックしている人間みたいなんだな。
性格の悪さが顔に出ているような猫なんだな(-_-;)
ちなみに鳥が15羽描かれているんだけれど、鳥の種類は僕には不明なんだな。
No41松に鴛鴦図屏風by(伝)狩野雅楽助
全部で14羽の鳥が居るんだけれど…判るのは鴛鴦と青首(カモ)だけなんだな。
あとの種類は僕には不明なんだな(-_-;)
No44龍虎図屏風by長谷川等伯
キタ━(゚∀゚)━! という感じなんだな。
虎じゃなくて、寅なんだな。
虎というより、巨大化した猫なんだな。
ペタ100匹が合体したレベルなんだな。
※ペタは我が家の飼猫
ちなみに体の模様も、キジ猫のペタそっくりなんだな。
という訳で、虎と言うより、キジ寅なんだな!!
それにしても、円山応挙の虎と、長谷川等伯の虎は、どうしてこんなにも笑えるんだろう?
もちろんそれは、僕が動物園の虎を何度も見ていて、本物の虎と応挙や等伯の虎との違いを知っているからなんだけれど・・・。
(応挙や等伯は、間違いなく想像で虎を描いているんだな)
No46東◯・◯◯図屏風by雲谷等顔
馬(ロバ?)の耳が、ウサギ並みに長いんだな。
ということで、この動物は「ウマサギ」と命名!
No51王昭君図by土佐光起
パッと見は、どうってこと無いのだけれど…よ~く良く見ると微妙なんだな。
たてがみは、白黒ストライプなんだな。
おしりには、原子核マークみたいな模様がいくつもあるんだな。
No56鸚鵡図by伊藤若冲
若冲の作品の前で、「ジャクチュウ!」と叫ぶのが、一種の儀礼となっているんだな!
・・・というのは嘘なんだけれど、「ジャクチュウ!」と叫ぶ人・呟く人がものすごく多いんだな ←これは本当。
ちなみに尾形光琳の作品の前では「コーリン!」と、
長谷川等伯の作品の前では「トーハク!」と、
平櫛田中の前では「デンチュー!」と叫ぶ人・呟く人が絶えないんだな ←これも本当。
アレは不思議なんだな。
「ジャクチュウ」や「コーリン」はまだアレだけれど、
「デンチュー」なんてつぶやかれた日には、「どこに電柱があるんや!」と突っ込みたくなるんだな。
ましてや「トーハク」なんて叫ばれた日には、「ここは東京国立博物館(略称:トーハク)なんだから、トーハクなのは当たり前やないか!」・・・と突っ込みたくなるんだな。
No62雲龍図by曾我蕭白
第2会場のラストにあるんだな。
龍の鱗はビルマニシキ蛇の鱗に似ているんだな。。
鱗の真ん中に縦線が入っているところがそっくりなんだな ←本当。
龍の腹も蛇の腹に似ているんだな。蛇腹チックなんだな。
それにしてもアレだ!
龍は眉間に皺寄せているけれど、お悩み中なのかな?
No88唐織 胴箔地蝶撫子模様
蝶々が(見えている裏側だけで)22匹も居るんだな。
しかも1匹あたりの大きさは、15センチ~25センチと、とても大きいんだな。
そしてチョウチョのデザインが、現代のイラスト風なんだな。
(今のイラストが、明治時代の着物のデザインを踏襲しているんだな…正確に言えば)
その他にも、いろいろと動物がいるんだな。
だけれど僕は鳥は得意ではないので(鳥の種類はトンとわからない)、
ざっとまとめて書いておく次第。
No47◯鳥図屏風by曽我二直庵
鳥の種類:鷹
No49四季花鳥図屏風by狩野永納
鳥の種類:雁・オシドリ・他は不明(右隻に7羽・左隻に12羽)
No50海◯に尾長図by狩野探幽
鳥の種類:尾長
No53水禽・竹雀図by宗達派
鳥の種類:カモと雀
No63鷹図by曾我蕭白
鳥の種類:鷹
No68鷹図by曽我蕭白
鳥の種類:鷹
No90縫箔 白紅浅葱段燕花熨斗模様
鳥の種類:不明が8羽
なお真っ当な作品紹介は、「弐代目・青い日記帳」さんと、「はろるど・わーど」さんを参照されることをお勧めします。
ボストン美術館 日本美術の至宝展@東博のガチャポン
http://quipara.ti-da.net/e3962126.html
ボストン美術館展@東博の動物以外を紹介してみる
http://quipara.ti-da.net/e3964437.html
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 01:05│Comments(0)
│美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
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