2012年12月29日

オジイ交代式(儀式)で仲本師匠登場・フチャバン酒で挨拶

(12月29日wrote)
ただ今宮古島にいます。
詳細は、東京に戻ったらアップします

(1月1日wrote)
年末に宮古島の西原集落に行ってきた。
西原集落は、仲本師匠の出身地なんだな。
そして西原集落では、色々な祭祀・神事が行われているんだけれど、年末には「シーブ」という祭祀が行われるんだな。
場所は、集落の御嶽でもある旧公民館。(旧公民館そのものが御嶽ではなくて、旧公民館の奥に御嶽があるのだが・・・旧公民館は御嶽に準ずるような扱いになっている)

西原集落では、男子は48歳から55歳までの間は神様に仕えることになっているんだな。
ちなみに48歳になり神様に仕え始めることを「入学」、55歳になりお仕えを終えることを「卒業」、そして神様に仕える男性を「オジイ」と言うんだな。
そのあたりの詳細については、クイチャーパラダイスが発行している「島たや」に仲本師匠が連載しているので、島たやを参照していただければ幸いなんだな。

2012年は仲本師匠の卒業の年に当たるので、クイパラ三線教室の有志十数名で宮古島・西原集落に行ってきた…ということなんだな。

12月29日の早朝6時、まだ夜が明ける前にオジイの交代式(儀式)が行われるんだな。
これから入学するオジイと、これから卒業するオジイが、それぞれ神様に報告を行うんだな。

何も知らないで見ていると、「不思議な黒服集団がアレ」になってしまうけれど(^^ゞ
と言うより、まだ夜が明ける前の真っ暗闇の中でのアレを見学に来る人はいないけれど(^^ゞ



窓の外から見学しているクイパラ関係者。もちろん僕も、その一人。今回は藤木勇人さんも一緒だった。



オジイの交代式は、右側に卒業生が・左側に入学生が並ぶ。前方に集落の長老などが座り、神様への報告等を行う。



長老等の挨拶が終わり、仲本師匠がヤカンに入ったフチャバン酒で挨拶をしているところ


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Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 07:17│Comments(0)宮古島
 
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