2011年10月20日

酒井抱一展@千葉美術館をアバウトに解説してみる次第

世の中にはいろんなハッピーがあるけれど、
千葉市立美術館で開催中の酒井抱一展も、最高級のハッピーの一つなんだな…僕的には。


酒井抱一展@千葉美術館をアバウトに解説してみる次第

ということで、恒例の酒井抱一展の展示作品をアバウトにアレしてみる次第。
番号がランダムなのは、諸般の事情です(・・・って、どんな事情なんだか)


No47ヒポクラテス像
顔が変!
ひたすら、顔が変。
こんなにも変な顔の人が本当にいたら、困っちまうね。
僕が困るんじゃなくて、変な顔の人が。
…って、人の心配している場合じゃないね。いろんな意味で。


No84秋好中宮図
この作品の構図は、我が家では時々見るんだな。
坊主めくりに使う百人一首で、色畳に座るお姫様なんだな。
色畳に座るお姫様=色畳で1枚・お姫様で1枚、合計2枚をゲットできる。
でも…坊主めくりと抱一は関係なかったね…失礼しました。


No75青楓朱楓とNo78八橋図屏風
この2作品は並んで展示されているんだけれど、屏風は最高!
屏風は大きくて、分かりやすいから僕は好きなんだな。

ちなみにNo109秋草花卉図は、No75青楓朱楓とNo78八橋図屏風の近くに展示してあるのだけれど、
これも最高!
何が最高って、No109秋草花卉図は大きな掛け軸なんだな。
大きい作品は、迫力があって分かりやすいからイイんだな。


No209夏秋渓流図屏風
派手で、大きくて、豪奢だから、分かりやすい作品なんだな。
ちなみに作品の真ん前にイスがあるだな。
作品の前に人がいなければ、最高の場所なんだけれど、
人がいれば、他人の背中を鑑賞することになるんだな (-_-;)


No163十二ヶ月花鳥図屏風
止まり木に乗っているミミズクが可愛いんだな。
ミミズクの右下には紐らしき線が見えるんだな。
他の鳥と違って、ミミズクはペットなのかなぁ?

ちなみにNo209夏秋渓流図屏風と同様に、
作品の真ん前にイスがあるだな。
作品の前に人がいなければ・・・以下同文。


No215群禽図
鳥が26種類もいるらしいけれど、ミミズクしか判らん!
・・・と偉そうに言ってみる。
それにして可愛いなあ・・・ミミズクは。


No143青面金剛図
画面の地がが真っ黒なんだな。
真っ黒な地は珍しいんじゃないかな・・・たぶん。
青面金剛が虎にまたがっているんだけれど、虎が敷物っぽいんだな。虎がペラペラしていると言うか…。
抱一は虎の実物を見たことがないじゃないだろうか?
そんな気がする。


No49猛虎図
世間一般的に猛虎といえば、阪神タイガースまたはタイガースファンの皆さんのことなんだけれど、
この虎は、虎というよりイリオモテヤマネコなんだな。(顔の形が山猫系)
しかも虎の模様が「皮膚に浮き出た血管」みたいななんだな。
円山応挙や谷文晁が描く虎もそうなんだけれど、ユーモラスなんだな。
笑えるくらいに・・・。


No119猫図
No49猛虎図の隣に展示してあるのだけれど…。
不謹慎だけれど、どちらも笑っちゃう作品なんだな。
猫好きの歌川国芳が怒り出しそうなor呆れて笑い出しそうな猫なんだな。
だって猫の模様が、シマウマとか囚人服みたいなストライプ模様なんだな。
(そんな猫、居ないって!)


No142妙音天像
上部の「海印發光」は内妻の書になるんだって。
だからそれがどうした・・・と突っ込まれると困るのだけれど。


No117蚊画賛
説明によれば「蚊の親と称する大蜻蛉」ということなんだけれど・・・。
「蚊の親と称する大蜻蛉」って、ナニ?
僕にはよく分からないや。

ちなみに「蚊画賛」の羽は2枚だから、蚊で良いんじゃないかと思うのだけれど。
蜻蛉だったら4枚だからね。
(※蚊や蝿の羽も4枚らしい。ただし後ろ羽は、羽と認識できないくらい違う形になっているとのこと…by KINCHOのサイトから)


No140五節句図
箱書きが不思議なんだな。

箱の蓋の上方に「右 中 左」と書かれているんだ。
「左 中 右」じゃなくて!

ちなみに箱の蓋の下方には
右から左へ(縦書きで)
乞巧莫
曲水宴
小朝拝
菖蒲室
重陽宴
と書かれていて、該当する作品がその順番で展示されているんだな。


No170月に秋草図屏風
月が灰色のUFOの形をしているんだな。
しかも背面飛行しているUFOなんだな。
抱一には、月がそのような形と色に見えたんだろう…たぶん。


No173十二ヶ月花卉図豆図帖
丸いのは、丸盆・盃用のデザイン帖だからなんだって!
なるほどね。
包装は、ケース・木箱・木箱の袋と3段バージョンなんだな。
まるでマトリョーシカだね。
あるいはバブルの頃の過剰包装と一緒だね…ちがうか。


No216蔬菜群虫図
赤とんぼ・アブ(かな?)・シジミチョウチョ(かな?)が可愛いね。
画面下方のヘビイチゴも可愛いけれど。


No244白衣観音図
表装に、お経がびっしりと、金泥で書いてあるんだな。
表装下方の蓮の花が、画面に飛び出しているのがアレなんだな。


No43鳥獣人物戯画写
ウサギとカエルが蓮の葉を的にして弓を射っているのだけれど、
イタズラ小学生みたいな2匹の描き方が、なんともユーモラスで笑いを誘うんだな


No38州浜に松・鶴亀図
鶴と亀とくれば、クイパラ三線教室のマークなんだな。
めでたい象徴なんだな。


No99大文字屋市兵衛図
顔がかぼちゃ見たいということで、「かぼちゃさん」と呼ばれていたことで有名な人なんだけれど…。
今だったら、ハロウィンの人気者だったろうに。
少し生まれるのが早すぎたね。


いつも以上にまとまりのないアバウト解説なんだけれど、
皆さんの抱一作品の理解の一助となれば…(なる訳ないか!)…以下省略。

10月28日追記
ネットで見つけた!
抱一描くところのストライプ柄の猫を見つけた

酒井抱一展@千葉美術館をアバウトに解説してみる次第

笑って癒されるかわいい猫ちゃん画像ベスト15より借用


生誕250年記念酒井抱一と江戸琳派の全貌展@千葉市立
http://quipara.ti-da.net/e3757859.html

酒井抱一展は13日まで!善は急げ電話も急げ抱一展もっと急げ
http://quipara.ti-da.net/e3788800.html

会期が13日までの酒井抱一展後期の展示作品をアバウトに
http://quipara.ti-da.net/e3790446.html

あと3日で会期が終わる酒井抱一展をアバウトに紹介してみる・2
http://quipara.ti-da.net/e3791915.html


Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 00:35│Comments(0)美術館・博物館・動物園・植物園・水族館
 
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